
「DTMとは何だろう?」「音楽制作を始めてみたいけど、何から手をつければいいかわからない」そんな疑問をお持ちではありませんか。
DTMとは「デスクトップミュージック」の略で、パソコンを使って音楽制作を行うことを指します。
この記事では、DTMの基礎知識から必要な機材、おすすめのソフトウェア、具体的な始め方まで、初心者の方にもわかりやすく丁寧に解説します。
最小限の予算で始める方法や、効率的な学習方法もご紹介しますので、この記事を読めば、あなたも今日からDTMによる音楽制作をスタートできます。
プロのエンジニアの視点から、確実で実践的な情報をお届けします。
1. DTMとは何か
DTMという言葉を耳にしたことはあるけれど、具体的に何を指すのかよくわからないという方も多いのではないでしょうか。
音楽制作に興味を持ち始めた方にとって、DTMは避けて通れない重要な概念です。ここでは、DTMの基本的な意味から歴史、従来の音楽制作との違いまでをわかりやすく解説していきます。
1.1 DTMの定義と意味
DTMとはDesk Top Musicの略称で、パソコンを使って音楽を制作することを指します。デスクトップ、つまり机の上で音楽制作が完結することから名付けられました。パソコンに専用のソフトウェアをインストールし、マウスやキーボード、各種機材を使って作曲・編曲・録音・ミキシングといった音楽制作のすべての工程を行うことができます。
現在では、プロのミュージシャンからアマチュアまで幅広い層がDTMを活用しており、自宅でレコーディングスタジオと同等の音楽制作環境を構築できるようになりました。高性能なパソコンと適切なソフトウェアがあれば、誰でも本格的な音楽制作にチャレンジできる時代になっています。
1.2 DTMの歴史と発展
DTMの歴史は1980年代に遡ります。当時、MIDIという音楽機器間の通信規格が誕生し、パソコンとシンセサイザーなどの電子楽器を接続できるようになりました。
これにより、パソコンで音楽データを制御して演奏させるという革新的な手法が確立されました。
1990年代に入ると、パソコンの性能向上とともに、実際の音声データを録音・編集できるようになりました。それまではMIDIデータによる打ち込みが中心でしたが、生の歌声や楽器演奏を高品質で録音できるようになったことで、音楽制作の可能性が大きく広がりました。
2000年代以降は、パソコンのマルチコア化やメモリ容量の増加により、複雑な音楽制作もスムーズに行えるようになりました。現在では、プラグインと呼ばれる拡張機能により、実在する楽器の音色を再現したり、様々な音響効果を加えたりすることが容易になっています。
1.3 従来の音楽制作との違い
従来の音楽制作では、レコーディングスタジオに機材を揃え、専門のエンジニアを雇い、実際の楽器演奏を録音する必要がありました。これには莫大な費用と時間、そして専門知識が求められました。
| 項目 | 従来の音楽制作 | DTM |
|---|---|---|
| 制作場所 | レコーディングスタジオ | 自宅のデスク |
| 初期費用 | 数百万円以上 | 数万円から可能 |
| 楽器演奏 | 実際に演奏できる必要あり | ソフトウェア音源で再現可能 |
| 修正作業 | 再録音が必要 | データ編集で即座に修正 |
| 作業時間 | スタジオ予約が必要 | いつでも制作可能 |
DTMでは、パソコン上で楽器の音色を自由に選択し、演奏タイミングや音程を細かく編集できるため、楽器が演奏できなくても本格的な楽曲制作が可能です。また、作業の途中で何度でもやり直しができるため、試行錯誤しながら理想の音楽を追求できます。これにより、音楽制作のハードルが大きく下がり、多くの人が創作活動に参加できるようになりました。
2. DTMで何ができるのか
DTMを使えば、プロの音楽スタジオで行われていた作業のほぼすべてを、自宅のパソコン上で実現できます。ここでは、DTMで具体的にどのようなことができるのかを詳しく解説していきます。
2.1 作曲・編曲ができる
DTMの最も基本的な機能が作曲と編曲です。パソコンのキーボードやMIDIキーボードを使って、メロディーやコード進行を入力し、楽曲を作り上げることができます。楽器が演奏できなくても、マウスでの打ち込みによって作曲が可能です。
DAWソフトには多様な音源が内蔵されており、ピアノ、ギター、ドラム、ストリングスなど、さまざまな楽器の音色を自由に使用できます。これにより、バンド編成からオーケストラまで、幅広いジャンルの音楽制作に対応できます。また、既存の楽曲にアレンジを加えたり、新しいパートを追加したりする編曲作業も容易に行えます。
2.2 レコーディングができる
DTMでは、マイクや楽器を接続してレコーディングを行うことができます。オーディオインターフェースを介してギターやベース、ボーカルなどを録音し、DAWソフト上で編集や加工が可能です。
レコーディングでは、複数のテイクを重ねて録音するオーバーダビングや、最良の部分を選んで組み合わせるコンピング作業が行えます。録音後には、タイミングのずれを修正したり、音程を調整したりする編集作業も自由に行えるため、プロフェッショナルなクオリティの音源を制作できます。
2.3 ミキシング・マスタリングができる
DTMでは、録音や打ち込みで制作した複数のトラックをバランス良く調整するミキシング作業が可能です。各楽器の音量バランスを整えたり、イコライザーで音質を調整したり、リバーブやディレイなどのエフェクトを加えたりすることで、楽曲全体の完成度を高められます。
さらに、マスタリングと呼ばれる最終仕上げの工程も行えます。マスタリングでは、楽曲全体の音圧を調整したり、各周波数帯域のバランスを整えたりして、配信や販売に適した音質に仕上げます。これらの作業により、自宅にいながらプロレベルの音楽制作が実現できるのです。
3. DTMを始めるために必要な機材
DTMを始めるには、いくつかの基本的な機材が必要になります。最低限必要なのはパソコンとDAWソフトの2つですが、本格的に音楽制作を行うためには、オーディオインターフェースやMIDIキーボード、モニター環境なども揃えることが推奨されます。ここでは、それぞれの機材の役割と選び方のポイントを詳しく解説していきます。
3.1 パソコン
DTMの中心となる機材がパソコンです。DAWソフトを快適に動作させるためには、ある程度のスペックが求められます。特にCPUの処理能力とメモリ容量が重要で、複数のトラックやプラグインを同時に使用する場合には、高性能なパソコンが必要になります。
WindowsとMacのどちらでもDTMは可能ですが、使用したいDAWソフトがどちらのOSに対応しているかを確認しましょう。音楽制作に特化したパソコンを選ぶ際は、BTOパソコンメーカーのブルックテックPCのような、クリエイティブ用途に最適化された高品質なマシンを選ぶことで、安定した制作環境を構築できます。
| スペック項目 | 推奨スペック | 理由 |
|---|---|---|
| CPU | Core i5以上またはRyzen 5以上 | 複数トラックの同時処理に必要 |
| メモリ | 16GB以上 | プラグインやサンプル音源の読み込みに使用 |
| ストレージ | SSD 512GB以上 | DAWやプラグインの起動速度向上 |
3.2 DAWソフト
DAWはDigital Audio Workstationの略で、パソコン上で音楽制作を行うためのソフトウェアです。作曲、録音、編集、ミキシングなど、音楽制作に必要なすべての作業をこのソフト内で行うことができます。CubaseやLogic Pro、Studio Oneなど、多くの種類があり、それぞれに特徴があります。初心者の方は、無料版や体験版を試してから購入することをおすすめします。
3.3 オーディオインターフェース
オーディオインターフェースは、パソコンと楽器やマイクを接続するための機材です。パソコン内蔵のサウンドカードよりも高音質で、レイテンシーと呼ばれる音の遅延が少ないため、快適に音楽制作ができます。ギターやベースなどの楽器を直接録音したい場合や、ボーカル録音を行う場合には必須の機材となります。入出力端子の数や対応している接続方式を確認して選びましょう。
3.4 MIDIキーボード
MIDIキーボードは、パソコンに音符情報を入力するための鍵盤型のコントローラーです。ピアノが弾けなくても、メロディーやコードを打ち込む際に非常に便利な機材です。鍵盤数は25鍵から88鍵まで様々で、制作スタイルや設置スペースに応じて選ぶことができます。初心者の方には49鍵または61鍵のモデルがバランスが良くおすすめです。
3.5 ヘッドフォン・モニタースピーカー
制作した音楽を正確に確認するためには、音質が良く周波数特性がフラットなモニター用の機材が必要です。ヘッドフォンは夜間の制作や細かい音の確認に適しており、モニタースピーカーは全体のバランスを把握するのに適しています。一般的なリスニング用のヘッドフォンやスピーカーは、低音や高音が強調されていることが多いため、モニター用として設計された製品を選ぶことが重要です。
4. 初心者におすすめのDAWソフト
DTMを始める上で最も重要なソフトウェアがDAW(Digital Audio Workstation)です。DAWは作曲、編曲、録音、ミックスなど音楽制作のすべての工程を一つのソフトで行える総合的な音楽制作環境です。初心者の方はまず、自分の制作スタイルや予算に合ったDAWを選ぶことが、DTM生活の第一歩となります。
4.1 Cubase
Cubaseは世界中のプロから初心者まで幅広く支持されているDAWソフトです。日本国内でも特に人気が高く、音楽制作に必要な機能がバランスよく揃っているのが特徴です。MIDIの打ち込み機能が充実しており、ピアノロールの使いやすさには定評があります。また、付属の音源やエフェクトプラグインも高品質で、購入後すぐに本格的な制作を始められます。グレードはElements、Artist、Proと3段階あり、初心者の方にはElementsやArtistがおすすめです。
4.2 Logic Pro
Logic ProはApple社が開発するMac専用のDAWソフトです。買い切り価格で使えるコストパフォーマンスの高さが大きな魅力で、プロ仕様の機能が比較的手頃な価格で手に入ります。付属音源の質と量が非常に充実しており、特に生楽器系の音源はクオリティが高いと評価されています。直感的な操作性とApple製品との親和性の高さから、Mac環境でDTMを始める方には最適な選択肢といえるでしょう。
4.3 Studio One
Studio Oneは比較的新しいDAWソフトですが、直感的な操作性と軽快な動作で急速にシェアを伸ばしています。ドラッグ&ドロップを中心とした操作体系により、初心者でも迷わず作業を進められる設計になっています。無料版のStudio One Primeから有料版のArtist、Professionalまで段階的にグレードアップできるため、最初は無料版で試してから購入を検討できるのも魅力です。WindowsとMacの両方に対応しています。
4.4 無料で使えるDAWソフト
予算を抑えてDTMを始めたい方には、無料のDAWソフトという選択肢もあります。Cakewalk by BandLabはWindows専用ですが、かつて有料だったソフトが完全無料化されたもので、機能制限なく使える本格的なDAWです。GarageBandはMacやiPadに標準搭載されており、初心者に優しい設計ながら実用的な制作が可能です。また前述のStudio One Primeも無料版として優秀な選択肢です。これらの無料DAWで基礎を学んでから、必要に応じて有料版へステップアップするのも賢い方法といえるでしょう。
なお、DAWソフトを快適に動作させるには、十分な性能を持つパソコンが不可欠です。音楽制作用途に最適化されたパソコンを選ぶことで、制作中のフリーズやノイズなどのトラブルを避けることができます。
5. DTMの始め方
DTMを始めるには、まず自分の予算と目的を明確にすることが重要です。初心者の方でも、段階的に機材を揃えていくことで、無理なく音楽制作の世界に入ることができます。ここでは、予算別のスタートプランから機材選びのポイント、そして実際のセッティング方法まで、DTMを始めるための具体的な手順を詳しく解説していきます。
5.1 予算別のスタートプラン
DTMを始める際の予算は、5万円から30万円以上まで幅広く設定できます。予算に応じて揃えるべき機材が変わってきますので、自分に合ったプランを選びましょう。
| 予算 | 揃えられる機材 | できること |
|---|---|---|
| 5万円以下 | 既存のパソコン、無料DAW、ヘッドフォン | 基本的な打ち込み、簡単な作曲 |
| 10万円前後 | エントリー向けパソコン、有料DAW、オーディオインターフェース、ヘッドフォン | 本格的な作曲、レコーディング |
| 20万円前後 | DTM専用パソコン、有料DAW、オーディオインターフェース、MIDIキーボード、モニタースピーカー | プロレベルの制作環境 |
| 30万円以上 | ハイスペックパソコン、複数のDAWやプラグイン、高品質な周辺機器一式 | 商業レベルの音楽制作 |
特にパソコンは音楽制作の要となる機材です。DTM用のパソコンは高い処理能力と安定性が求められるため、一般的なパソコンよりもスペックに注意が必要です。ブルックテックPCでは、音楽制作に特化したBTOパソコンを提供しており、プロの音楽クリエイターや個人制作者にも選ばれています。3年故障率1%未満という高い信頼性があり、長時間の制作作業でも安心して使用できます。
5.2 機材の選び方のポイント
DTM機材を選ぶ際は、将来の拡張性も考慮することが大切です。最初は最低限の機材から始めて、必要に応じて追加していく方法が効率的です。
パソコン選びでは、CPUは最低でも4コア以上、メモリは16GB以上、ストレージはSSD256GB以上を目安にしましょう。DAWソフトや音源プラグインは容量が大きいため、余裕を持ったストレージ容量を確保することが重要です。また、複数のトラックを同時に処理する場合、CPUの性能が作業効率に直結します。
オーディオインターフェースは、レコーディングの質を左右する重要な機材です。入力端子の数や対応サンプリングレートを確認し、自分の制作スタイルに合ったものを選びましょう。MIDIキーボードは鍵盤数が25鍵から88鍵まで様々ですが、初心者は49鍵または61鍵のモデルが扱いやすくおすすめです。
5.3 セッティングと初期設定
機材が揃ったら、正しくセッティングすることでDTM制作をスムーズに始められます。まずパソコンにDAWソフトをインストールし、オーディオインターフェースのドライバーをメーカーのウェブサイトからダウンロードして導入します。
DAWソフトの初期設定では、オーディオインターフェースをオーディオデバイスとして認識させ、サンプリングレートとバッファサイズを適切に設定することが重要です。サンプリングレートは44.1kHzまたは48kHzが一般的で、バッファサイズは512samplesから始めて、レイテンシーが気になる場合は数値を下げて調整します。
MIDIキーボードもDAWソフトで認識させる必要があります。ソフトの環境設定からMIDIデバイスの項目を開き、接続したキーボードを選択して有効化します。これで鍵盤を弾いた情報がDAWに入力されるようになります。
セッティングに不安がある方や、用途に最適なパソコンを選びたい方は、ブルックテックPCのスタッフに相談することもできます。パソコンに詳しくない方でも、丁寧なヒアリングを通じて予算と用途に合ったマシンを提案してもらえるため、安心してDTMを始められます。
6. DTM初心者が覚えるべき基礎知識
DTMで音楽制作を始めるにあたって、最低限押さえておきたい基礎知識があります。これらの知識を理解しておくことで、機材選びや実際の制作がスムーズに進められます。ここでは初心者がつまずきやすいポイントを中心に、わかりやすく解説していきます。
6.1 音楽理論の基本
DTMで作曲をする上で、音楽理論の基礎を知っておくと表現の幅が広がります。完璧に理解する必要はありませんが、コード進行やスケールといった基本的な概念を押さえておくと、耳コピや作曲が格段に楽になります。特に重要なのは、メジャースケールとマイナースケール、基本的なコード(C、Am、F、Gなど)の構成です。
6.2 MIDIとは
MIDIは音そのものではなく、音の演奏情報を記録するデジタルデータです。どの音を、どのタイミングで、どれくらいの強さで鳴らすかという情報が含まれています。DAWソフト上でMIDIデータを編集することで、音程やタイミング、音の長さを自由に変更できるため、DTMの中心的な役割を果たします。MIDIキーボードで演奏した情報もMIDIデータとして記録されます。
6.3 オーディオとは
オーディオは実際の音を波形として記録したデータで、ボーカルや生楽器の録音データがこれにあたります。MIDIと異なり、音そのものが記録されているため、音程の変更には制限がありますが、実際の演奏のニュアンスをそのまま保存できます。DTMではMIDIデータとオーディオデータを組み合わせて楽曲を制作していきます。
6.4 プラグインとは
プラグインはDAWソフトに追加できる拡張機能で、音源やエフェクトとして機能します。音源プラグインはピアノやギター、ドラムなどの楽器音を再生し、エフェクトプラグインはリバーブやコンプレッサーなど音質を加工します。DAWソフトには標準でプラグインが付属していますが、追加でインストールすることで表現の幅が大きく広がります。無料のものから有料の高品質なものまで幅広く存在します。なお、DTMを快適に行うには処理能力の高いパソコンが必要ですが、ブルックテックPCでは音楽制作に最適化されたマシンを提案しています。
7. DTMで曲を作る基本的な流れ
DTMで実際に曲を作る際には、いくつかの段階を経て作品を完成させていきます。ここでは、初心者が押さえておくべき基本的な制作フローと各工程のポイントについて解説します。これらの流れを理解することで、効率的に音楽制作を進められるようになります。
7.1 作曲の手順
作曲はDTMにおける最初のステップです。DAWソフトを起動したら、まずテンポと拍子を設定します。多くの楽曲は4/4拍子で作られており、テンポは楽曲のジャンルによって異なりますが、ポップスなら120BPM前後が一般的です。
次に、コード進行を考えます。初心者の方は、MIDIキーボードでコードを弾きながらDAWに録音する方法が直感的でおすすめです。キーボードがない場合でも、マウスでピアノロール画面に音符を配置していく方法で作曲できます。メロディはコード進行が決まった後に作ると、曲全体の調和が取りやすくなります。
作曲段階では完璧を求めず、思いついたアイデアをどんどん形にしていくことが大切です。後から修正や編集ができるのがDTMの大きな利点です。
7.2 打ち込みの方法
打ち込みとは、MIDIデータを使って楽器の演奏をDAW上で再現する作業です。ドラム、ベース、ギター、ストリングスなど、さまざまな楽器パートを打ち込んでいきます。
打ち込みには主に2つの方法があります。1つ目はリアルタイム入力で、MIDIキーボードを実際に演奏しながら録音する方法です。演奏の勢いや表現を活かせるため、生き生きとした演奏が記録できます。2つ目はステップ入力で、ピアノロール画面に1音ずつ配置していく方法です。正確なタイミングで音を配置できるため、リズムパートや複雑なフレーズの打ち込みに適しています。
打ち込みの際は、ベロシティ(音の強弱)やタイミングに微妙な変化をつけることで、機械的にならず人間味のある演奏に仕上がります。特にドラムやベースなどのリズム楽器は、少しタイミングをずらすことでグルーヴ感が生まれます。
7.3 ミックスダウンの基本
ミックスダウンは、打ち込んだ複数のトラックの音量バランスを調整し、エフェクトをかけて、1つの楽曲として完成させる工程です。この作業によって楽曲の完成度が大きく変わります。
まず各トラックの音量バランスを整えます。ボーカルやメインメロディが聴き取りやすく、リズム楽器がしっかり支える配置を目指します。次にパンニングで各楽器を左右に配置し、ステレオ空間を広げます。イコライザー(EQ)を使って、各楽器が占める周波数帯域を整理すると、音がクリアになり聴きやすくなります。
リバーブやディレイなどの空間系エフェクトを適度にかけることで、楽曲に奥行きと広がりが生まれます。最後にマスタートラックにコンプレッサーやリミッターをかけて、全体の音圧を調整します。ミックスダウンは経験を積むことで上達する技術ですので、最初は基本的な調整から始めて、徐々に細かい部分にも目を向けていくとよいでしょう。
8. DTM上達のためのコツと学習方法
DTMを始めたばかりの方にとって、どのように上達していけばよいのか迷うことも多いでしょう。ここでは、効率的にスキルアップするための学習方法や練習のコツ、そして同じ目標を持つ仲間と繋がる方法について解説します。継続的な学習と実践を重ねることで、着実に音楽制作のスキルを高めることができます。
8.1 おすすめの学習リソース
DTMの学習には、さまざまなリソースを活用することが効果的です。まずYouTubeには無料で学べる質の高いチュートリアル動画が豊富に公開されており、DAWソフトの使い方から音楽理論、ミックステクニックまで幅広く学べます。初心者向けのチャンネルでは、基礎から丁寧に解説されているため、自分のペースで学習を進められます。
書籍も重要な学習ツールです。DTM入門書では体系的に知識を習得でき、辞書のように必要な時に参照することもできます。また、オンライン学習プラットフォームでは、プロの講師による体系的なカリキュラムで学ぶことができ、質問機能を通じて疑問点を解消できる点も魅力です。
DAWソフトの公式マニュアルやヘルプドキュメントも見落とせません。機能の詳細な説明や操作方法が網羅されているため、困った時の解決策が見つかります。
8.2 練習方法
上達のためには、計画的な練習が欠かせません。まずは既存の曲をコピーして打ち込む「耳コピ」練習が非常に効果的です。好きな曲の構成や音色、アレンジを分析しながら再現することで、実践的なテクニックを身につけられます。
毎日少しずつでも制作に触れる習慣をつけることも重要です。週末にまとめて作業するよりも、毎日30分でも継続する方が確実にスキルアップします。また、ジャンルを限定せずに様々な音楽スタイルに挑戦することで、幅広い技術と表現力が養われます。
制作した曲は定期的に聴き返し、改善点を見つける習慣をつけましょう。時間を置いて客観的に聴くことで、制作中には気づかなかった問題点が見えてきます。さらに、期限を設けて曲を完成させる練習も効果的です。完璧を求めすぎず、まずは最後まで仕上げる経験を積むことが大切です。
8.3 コミュニティへの参加
DTM制作は孤独な作業になりがちですが、コミュニティに参加することで学習効果が大きく高まります。SNSのDTMコミュニティでは、他のクリエイターと作品を共有し合い、フィードバックをもらうことができます。建設的な意見を受けることで、自分では気づかなかった改善点が見つかります。
オンラインフォーラムや掲示板では、技術的な疑問を質問したり、他の人の質問と回答から学んだりできます。Discord等のコミュニティでは、リアルタイムで交流しながら情報交換ができ、モチベーションの維持にも繋がります。
楽曲投稿サイトに自分の作品を公開することも、上達の大きな助けになります。聴いてもらうことを意識して制作することで、クオリティへの意識が高まります。また、地域のDTM勉強会やワークショップに参加すれば、対面で技術を学べるだけでなく、同じ志を持つ仲間との繋がりも生まれます。
なお、DTM制作を快適に行うためには、安定して動作する高性能なパソコンが必要不可欠です。ブルックテックPCでは、音楽制作に最適化されたBTOパソコンを提供しており、多くの個人クリエイターや音楽制作関連の法人に選ばれています。パソコン選びに不安がある方は、用途と予算に合わせて最適なマシンを提案してもらえるため、安心してDTM環境を整えることができます。
9. まとめ
DTMとは「Desktop Music」の略で、パソコンを使って音楽制作を行うことを指します。作曲・編曲からレコーディング、ミキシング、マスタリングまで、音楽制作の全工程を自宅で完結できるのがDTMの最大の魅力です。
DTMを始めるために必要な機材は、パソコン、DAWソフト、オーディオインターフェース、MIDIキーボード、ヘッドフォンまたはモニタースピーカーです。予算に応じて段階的に機材を揃えることも可能ですが、特にパソコンは音楽制作の要となるため、処理能力の高いマシンを選ぶことが重要です。
DAWソフトはCubase、Logic Pro、Studio Oneなどが初心者にもおすすめで、無料で使えるソフトもあります。まずは無料版や体験版で試してから、自分に合ったDAWを選ぶとよいでしょう。
DTM初心者が覚えるべき基礎知識には、音楽理論の基本、MIDI、オーディオ、プラグインなどがあります。これらの知識は実際に曲を作りながら学んでいくことで、より深く理解できるようになります。
曲作りの基本的な流れは、作曲、打ち込み、ミックスダウンという手順で進めます。最初は簡単な曲から始めて、徐々に複雑な制作に挑戦していくことで、確実にスキルを向上させることができます。
DTM上達のコツは、オンラインの学習リソースを活用し、日々練習を重ね、コミュニティに参加して他のクリエイターと交流することです。継続的な学習と実践が、DTMスキル向上の鍵となります。
DTMで快適に音楽制作を行うには、高性能なパソコンが不可欠です。音源やエフェクトを複数使用すると、パソコンへの負荷が大きくなるため、CPU性能とメモリ容量が重要になります。特にプロレベルの制作を目指す場合は、処理能力の高いマシンを選ぶことで、制作中のストレスを大幅に軽減できます。
ブルックテックPCは、音楽制作に最適な高性能BTOパソコンを提供しており、3年故障率1%未満という高い信頼性を誇ります。実際に音楽制作や映像制作などのクリエイティブ分野で多くの実績があり、個人クリエイターからプロフェッショナルまで幅広く利用されています。
DTM用パソコンの選び方がわからない場合でも、ブルックテックPCの専門スタッフが用途と予算に合わせて最適なマシンを提案してくれます。既製品のBTOパソコンだけでなく、オーダーメイドPCの設計・販売も行っているため、自分だけの理想的な音楽制作環境を構築することが可能です。
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