VTuberやVライバーとしてデビューするために必要なパソコンの選び方について、必要なスペックや予算別のおすすめモデルを詳しく解説!!
失敗しない選び方のポイントや、パソコン選びでよくある間違い、本当の意味でコストパフォーマンスの良いパソコンの選定方法を一緒に考えていきます。
この記事では、CPU、GPU、メモリ、ストレージなど、各パーツの選び方はもちろん、現役のVTuberやVライバーが実際に使用している機器構成も参考情報として紹介。予算に応じた具体的な構成例や、BTOパソコンを活用したカスタマイズ方法まで、VTuber/Vライバーデビューに向けて必要な情報を網羅的に解説していきます。
1. VTuber/Vライバーに必要なパソコンのスペック
VTuber/Vライバー活動を始めるためには適切なスペックのパソコンを選ぶことが重要です。配信ソフトやLive2Dの動作、ゲーム実況など、様々な用途に対応できる性能が求められます。
VTuber/Vライバー活動では、通常のゲーミングPCよりも高いスペックが必要となります。これは、配信ソフトとキャラクターソフトを同時に動作させる必要があるためです。
1.1 CPU
CPUは配信時の処理性能を左右する重要なパーツです。一般的にIntel Core i5の上位(末尾にKが付くハイスペックCPU)かCore i7シリーズ以上が推奨されます。
CPUシリーズ | 推奨モデル | 用途 |
---|---|---|
Core i7/Core Ultra7 | 14700K(F)/14700(F)/Ultra7 265K(F) | 3D配信/Live2Dでの高画質ゲーム配信・動画編集 |
Core i5/Core Ultra5 | 14600K(F)/Ultra5 245K(F) | Live2Dでの高画質ゲーム配信・動画編集 |
Core i5 | 14400(F) | Live2Dでの雑談配信や歌枠など、ゲームを主としない配信用途 |
1.2 GPU
GPUはキャラクターの描画とゲーム配信の両方に影響を与えます。NVIDIA GeForce RTXシリーズが安定性と性能の面で推奨されます。
GPUシリーズ | 推奨モデル | 特徴 |
---|---|---|
RTX 4060 Ti | 8GB版 | エントリー向け |
RTX 4070 SUPER | 12GB版 | 中級者向け |
RTX 4070Ti SUPER | 16GB版 | ハイエンド向け |
1.3 メモリ
VTuber活動では複数のソフトを同時起動するため、メモリ容量は最低でも32GBを推奨します。16GBでも活動は可能ですが、動作が不安定になるリスクがあります。
メモリ容量 | 用途 | 推奨 |
---|---|---|
16GB | 最低限の配信 | △ |
32GB | 一般的な配信 | ○ |
64GB | 高負荷配信 | ◎ |
1.4 ストレージ
ストレージは高速なSSDを選択することが重要です。システム用とデータ保存用で分けることを推奨します。
種類 | 容量 | 用途 |
---|---|---|
NVMe SSD | 500GB以上 | システム用 |
SATA SSD | 1TB以上 | データ保存用 |
配信データや録画データは容量を大きく使用するため、データ保存用には最低でも1TB以上のストレージを用意することをお勧めします。
2. VTuber/Vライバー向けパソコン選びでよくある間違い
VTuberやVライバーとしての活動を始めるためにパソコンを購入する際、多くの方が陥りがちな間違いについて解説します。これらの失敗を避けることで、より快適な配信活動を実現できます。
2.1 価格だけで選んでしまう
予算内で最も安いパソコンを選んでしまうことは、長期的に見ると最も高額な買い物になってしまう可能性が高いです。安価なパソコンは、性能面での制約が大きく、配信ソフトやゲームの動作が重くなったり、3Dモデルの表示が不安定になったりする恐れがあります。
具体的な問題点として以下が挙げられます:
項目 | 起こりうる問題 |
---|---|
配信品質 | コマ落ち、音声の途切れ |
視聴者体験 | 画質の劣化、配信の中断 |
PC寿命 | 行き過ぎたコストカットの結果故障リスク上昇/PCが壊れなくても配信ソフトや配信時にプレイするゲームのアップデートでスペックがすぐに不足してしまう恐れ |
2.2 大手メーカーだから安心だと思い込んでしまう
大手メーカーのパソコンは、ライブ配信や高負荷な作業に必ずしも最適化されているわけではありません。大手メーカー製の場合、行き過ぎたコストカットによって粗悪な部材が利用されてすぐに故障が発生したり、冷却性能が不十分で寿命が短いだけでなく,PCが本来持つパワーを引き出すことが出来ていないケース、サポートでたらい回しになることなども頻繁にあります。
特に大手メーカーの場合、パーツメーカーや商社とのつながりを重視し,本来組み合わせるべきではないパーツの組み合わせでPCを販売していることも多いのが現状です。
2.3 ゲームのアップデート等で要求スペックが上がるといった将来性を考えずに購入してしまう
配信ソフトやゲームは定期的なアップデートで要求スペックが上昇する傾向にあります。現在の最低要求スペックだけを見て購入すると、半年後や1年後には快適に配信できなくなり、短期間での買い替えを行わざるを得ない状況になってしまいます。
PCにおける”コスパ”を履き違えてしまった方に最も多い失敗です。
特に注意が必要な要素:
項目 | 将来的な考慮点 |
---|---|
3Dモデル対応 | より高精細なモデルへの対応 |
配信画質 | 4K配信への移行可能性 |
ゲーム性能 | 新作ゲームの要求スペック上昇 |
編集作業 | 動画編集ソフトの性能要求 |
これらの問題を避けるためには、現在必要なスペックよりも一段階上のグレードを選択することをお勧めします。また、将来的なアップグレードの可能性も考慮に入れた選択が重要です。
3. コスパ重視!VTuber/Vライバー向けパソコン選びのポイント
VTuber・Vライバー活動を始めるにあたって、パソコンは最も重要な機材の一つです。コスパの良いパソコン選びのポイントを詳しく解説していきます。
3.1 PCにおけるコスパは『壊れにくいこと』
パソコンの真のコスパとは、単純な価格の安さではなく、長期的な耐久性と信頼性にあります。配信中のフリーズや突然の故障は、せっかく築いたファンとの信頼関係を損なう可能性があります。
特に注目すべき信頼性の指標として以下が挙げられます:
項目 | 重要度 | 具体的な指標 |
---|---|---|
高品質な部材の利用 | 最重要 | 実績が豊富で |
製造品質 | 最重要 | 知識のないアルバイトスタッフが大量製造するのではなく、エンジニアが一貫して製造を行う体制 |
検査品質 | 重要 | 大手メーカーのように通電のみの検査や抜き打ち検査ではなく、複数の検査を数日間全てのPCに行う検査体制 |
サポート品質 | 重要 | 購入後のトラブルに迅速かつ的確な対応を行ってくれるサポート |
4. 予算別おすすめVTuber/Vライバー向けパソコン
VTuber/Vライバー活動を始めるためのパソコンは、予算に応じて選択肢が広がります。ここでは、予算別に最適なパソコンをご紹介します。
4.1 20万円~ Vライバー向けのパソコン【GAMEMAN RM-573】
10万円台でVライバー活動を始める場合、Live2Dを使用した2D配信に特化したスペックを選択することをおすすめします。
映像制作からゲーム配信まで、クリエイティブワークとゲーミングを両立する高性能モデルです。豊富なI/Oポートと拡張性の高さが特徴です。
スペック項目 | 詳細 |
---|---|
CPU | AMD Ryzen 7 5700X3D |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 4060 |
メモリ | DDR4 32GB |
ストレージ | NVMe SSD 1TB |
価格 | 211,970円(税込) |
販売ページ | 公式販売ページ |
このスペックであれば、Live2Dモデルの動作とOBSを使用した配信を快適に行うことができます。
4.2 25万円~ 画質を落としてゲーム配信も行う方向けのパソコン【GAMEMAN ALBA MINI】
20万円台の予算では、ゲーム実況にも対応できる性能を確保することが可能です。VTuber活動とゲーム配信の両立を考えている方におすすめのスペックです。
コンパクトながら高性能を実現したミニタワー型ゲーミングPC。室内スペースが限られている方に特におすすめです。RTX 4060を搭載し、WQHD解像度でのゲーミングにも対応します。
スペック項目 | 詳細 |
---|---|
CPU | Intel Core i5 14600KF |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 4060 |
メモリ | DDR4 32GB |
ストレージ | NVMe SSD 1TB |
価格 | 271,700円(税込) |
販売ページ | 公式ページ |
4.3 30万円~ 長く使えるハイスペックな仕様を求める方向けのパソコン
30万円以上の予算では、将来的なゲームのスペック要求にも対応できる高性能なパソコンを購入可能です。3D配信やVRChatなど、より高負荷な配信にも対応可能です。
ゲーム配信者やLive2Dを利用するVTuber/ストリーマーに人気のゲーミングPCです。
Intel Core i7-14700FとRTX4070 SUPERの組み合わせにより、ゲームだけでなく動画編集やCG制作にも対応しています。
スペック項目 | 詳細 |
---|---|
CPU | Intel Core i5-14700F |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER |
メモリ | DDR5 32GB(標準16GB) |
ストレージ | NVMe SSD 1TB |
価格 | 321,000円(税込) |
販売ページ | 公式ページ |
5. BTOパソコンで自分好みにカスタマイズ
VTuberやVライバーとして活動するためには、自分の用途や予算に合わせたパソコンが必要不可欠です。その選択肢の一つとしてBTOパソコンがあります。
5.1 BTOパソコンとは
BTOパソコンは「Build To Order」の略で、注文を受けてから組み立てる受注生産型のパソコンを指します。ユーザーが必要なスペックや予算に応じて、CPUやGPU、メモリなどの各パーツを自由に選択できるのが特徴です。
5.2 おすすめBTOメーカー
VTuber・Vライバー向けのBTOパソコンを提供している信頼できるメーカーをご紹介します。
ブルックテックPCは、高品質なゲーミングPCを製造・販売する日本のBTOメーカーです。一般的なPCショップとは異なり、エンジニアが直接組み立てから検査まで一貫して担当する製造体制を特徴としています。
通常のBTOパソコンは3年以内の故障率が20〜30%前後とされていますが、ブルックテックPCは独自の品質管理システムにより、3年以内の故障率を1%未満に抑えることに成功しています。
メーカー | 3年以内故障率 | 検査時間 |
---|---|---|
ブルックテックPC | 1%未満 | 2日間 |
一般的なBTOメーカー | 約20〜30% | 極短時間か抜き打ち検査 |
5.3 多くのクリエイターやVTuber、法人から得ている信頼性
ブルックテックPCは、動画編集やライブ配信を行うVTuberや、映像制作会社/音楽制作会社、漫画家、建築士、医療福祉施設など、幅広い業種と職種の法人と個人から支持を得ています。
特に個人クリエイターや配信を生業としている職種の顧客は、パソコンが使えない事で発生する機会損失を抑えなければ大きな損失が発生することから、
故障率の低いブルックテックPCのマシンを利用する事で、自信の社会的な信頼性を守ることにも繋がります。
5.4 一人一人にあったオーダーメイド製造も人気
ブルックテックPCでは、用途や予算に応じて細かなカスタマイズが可能なオーダーメイド製造も人気です。
PCに詳しくなくても使用用途や使用ソフト、予算(基本的に30万円以上から/イラスト制作用途の場合10万円〜)、その他の希望(PCの見た目等)を伝えるとエンジニアが見積もりと共に提案をしてくれるので難しいことはありません。
5.5 エンジニアがサポートを行う安心のサポート体制
購入後のサポートは、パソコンの製造や仕様設計を行なっているエンジニアが直接対応。
メールや公式LINEでの問い合わせに対して、専門知識を持つエンジニアが丁寧に回答します。
サポート内容 | 対応時間 | 対応者 |
---|---|---|
メールサポート | 24時間365日受付 | エンジニア |
公式LINE | 24時間365日受付 | エンジニア |
5.6 見た目も良い
ブルックテックPCは、性能だけでなく外観デザインにもこだわっています。NZXT製やLianLi製など、スタイリッシュで人気のPCケースを採用し、RGB LEDによる美しい光の演出にも対応しています。
さらに、配線処理やケーブルマネジメントも徹底しており、背面から見ても美しい仕上がりとなっています。標準でホコリフィルターも装備され、メンテナンス性も考慮されています。
6. まとめ
VTuber/Vライバーとしての活動を始めるにあたって、パソコンの選び方について詳しく解説してきました。快適な配信活動には、CPUはIntel Core i7以上、GPUはNVIDIA GeForce RTXシリーズ、メモリは16GB以上、ストレージはSSDという構成が必須となります。
予算別に見ると、10万円台ではVライバーとしての基本的な活動、20万円台では画質を抑えめにしたゲーム配信、30万円以上では長期的な使用に耐えうる高スペック配信が可能です。特に重要なのは、将来的なゲームの要求スペック上昇も考慮した余裕のある構成を選ぶことです。
配信用パソコンとして最も重要な要素は故障のしにくさです。BTOパソコンなら、信頼できるパーツを組み合わせた、自分の用途に最適な構成が実現できます。音声機器についても、配信品質を大きく左右する重要な要素として、USBマイクやオーディオインターフェースの選択が必要不可欠です。
価格だけでなく、将来性や拡張性も考慮したパソコン選びを心がけることで、快適なVTuber/Vライバー活動を継続することができます。高品質な配信環境を整えることは、ファンを増やし、活動を継続していく上で重要な投資となるでしょう。
ゲーミングPC/クリエイターPCのパソコン選びで悩んだらブルックテックPCへ。
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ブルックテックPCは「3年故障率1%未満」という圧倒的な耐久性を持つマシンを販売しており、映像編集を行うCG/VFXクリエイター,VTuber,音楽制作会社、プロゲーマー等幅広い用途と職種で利用されています。
BTOパソコンは知識がないと購入が難しいと思われがちですが、ブルックテックPCでは公式LINEやホームページのお問い合わせフォームの質問に答えるだけで、気軽に自分に合うパソコンを相談することが可能!
問い合わせには専門のエンジニアスタッフが対応を行う体制なので初心者でも安心して相談と購入が可能です。
パソコンにおける”コスパ”は「壊れにくいこと」。本当にコストパフォーマンスに優れたパソコンを探している方や、サポート対応が柔軟なPCメーカーを探している方はブルックテックPCがオススメです!