CASBとは?初心者でもわかる仕組みと導入メリットを徹底解説

スポンサード

クラウドサービスの利用が拡大する一方で、企業の情報システム部門が把握していないアプリケーションの利用や、意図しない情報漏洩のリスクに不安を感じている方は多いのではないでしょうか。
CASBはこうした課題を解決するために生まれたセキュリティの仕組みであり、クラウド利用の可視化からデータ保護、脅威対策まで幅広い役割を担います。
本記事では、CASBの基本的な定義や仕組み、4つの主要機能から導入のメリットと注意点、さらにSWGやSASE、ゼロトラストといった関連用語との違いまで、初心者の方にもわかりやすく丁寧に解説します。
読み終える頃には、CASBの全体像と自社への導入を検討する際の判断材料が身についているはずです。

1. CASBとは何か基本を理解する

クラウドサービスの利用が拡大する中で、企業のセキュリティ担当者から注目を集めているのが「CASB」という仕組みです。
ここでは、CASBの基本的な定義や、なぜ今この技術が必要とされているのか、そしてクラウドセキュリティ全体の中でどのような役割を果たしているのかを、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

1.1 CASBの正式名称と定義

CASBとは、「Cloud Access Security Broker」の頭文字を取った略称で、日本語では「クラウドアクセスセキュリティブローカー」と訳されます。読み方は「キャスビー」が一般的です。
CASBは、企業の従業員とクラウドサービスの間に立ち、両者の通信を可視化・制御するセキュリティソリューションを指します。

米国の調査会社が2012年頃にこの概念を提唱したことをきっかけに、世界中のセキュリティベンダーが対応製品を開発するようになりました。
従来のファイアウォールやアンチウイルスソフトだけでは対応しきれない、クラウド特有のリスクに対処するために生まれた技術といえます。

具体的には、Microsoft 365やGoogle Workspace、Salesforceといったクラウドサービスへのアクセス状況を監視し、不正なアクセスやデータの持ち出しを検知・防止する機能を提供します。
企業がクラウドサービスを安全に利用するための「橋渡し役」として機能する点が、CASBの最も重要な特徴です。

1.2 CASBが注目される背景

CASBが多くの企業から注目を集めるようになった背景には、働き方やIT環境の急速な変化があります。

背景要因具体的な内容
クラウドサービスの普及業務システムのクラウド移行が進み、社外からのアクセスが常態化した
テレワークの拡大在宅勤務やモバイルワークにより、社内ネットワークの外からのアクセスが増加した
シャドーITの増加IT部門が把握していないクラウドサービスを従業員が独自に利用するケースが増えた
情報漏洩事故の増加クラウド経由での情報漏洩やサイバー攻撃の被害が社会問題化した

特に、従業員が会社の許可なく個人アカウントでクラウドストレージやチャットツールを利用する「シャドーIT」の問題は、多くの企業にとって深刻な課題となっています。
IT部門が把握できないところで機密情報がやり取りされることで、情報漏洩のリスクが高まってしまうためです。CASBはこうした状況を可視化し、適切な対策を講じるための重要なツールとして位置づけられています。

また、働き方の多様化に伴い、社員が自宅やカフェ、外出先など様々な場所から社内システムやクラウドサービスにアクセスする機会が増えました。従来のように「社内ネットワークの内側は安全、外側は危険」という境界型のセキュリティモデルだけでは、こうした利用実態に対応しきれなくなっていることも、CASBへの関心が高まっている理由の一つです。

1.3 クラウドセキュリティにおけるCASBの位置づけ

クラウドセキュリティ全体を俯瞰したとき、CASBはどのような役割を担っているのでしょうか。
クラウドサービスの利用に伴うセキュリティリスクは多岐にわたりますが、CASBはその中でも特に「クラウドサービスの利用状況の可視化」と「データの保護」に重点を置いたソリューションです。

スポンサード

従来のセキュリティ対策は、社内ネットワークの出入り口を守る「境界型防御」が中心でした。
しかし、クラウドサービスの利用が一般化した現在では、データやアプリケーションが社外に存在することが前提となっており、境界型防御だけでは不十分な状況が生まれています。

そこで登場したのがCASBであり、ネットワークの境界にとらわれず、クラウドサービスへのアクセスそのものを監視・制御する新しいセキュリティのアプローチとして位置づけられています。
企業が複数のクラウドサービスを利用する「マルチクラウド環境」において、統一的なセキュリティポリシーを適用できる点も、CASBが評価される理由です。

このように、CASBは単独の製品としてだけでなく、ファイアウォールやIDaaS(IDaaS:Identity as a Service)、エンドポイントセキュリティなど、他のセキュリティ対策と組み合わせることで、より強固なセキュリティ体制を実現するための重要なピースとして機能しています。

2. CASBの仕組みを解説

CASBがどのようにしてクラウドサービスの利用状況を把握し、セキュリティを担保しているのか、その仕組みを理解することは、自社に適した製品を選ぶうえで非常に重要です。
CASBには大きく分けて「フォワードプロキシ型」「リバースプロキシ型」「API連携型」の3つの実装方式があり、それぞれに特徴や得意分野が異なります。
複数の方式を組み合わせたマルチモード対応のCASB製品も増えており、自社の利用環境に応じた選定が求められます。

2.1 フォワードプロキシ型の仕組み

フォワードプロキシ型は、社内ネットワークとインターネットの間に設置され、社員がクラウドサービスへアクセスする際の通信を中継する方式です。すべての通信がプロキシサーバーを経由するため、リアルタイムでの通信監視や制御が可能になります。
未承認のクラウドサービスへのアクセスをその場でブロックできる点が大きな強みであり、シャドーIT対策として高い効果を発揮します。

一方で、社外から持ち出した端末やモバイル端末経由のアクセスには、専用のエージェントソフトの導入が必要になるケースが多く、導入時にはデバイス管理の体制も併せて整備する必要があります。

2.2 リバースプロキシ型の仕組み

リバースプロキシ型は、クラウドサービス側の手前に設置され、ユーザーがクラウドサービスにアクセスする際の通信を中継する方式です。エージェントソフトのインストールが不要なため、私物端末や委託先の端末など、企業が管理しきれない端末からのアクセスにも対応できる点が特徴です。

ただし、すべてのクラウドサービスに対応しているわけではなく、連携可能なサービスが限定される場合があるため、導入前に自社で利用しているクラウドサービスとの互換性を確認しておく必要があります。

2.3 API連携型の仕組み

API連携型は、クラウドサービスが提供するAPIを通じて情報を取得し、監視や制御を行う方式です。通信経路にプロキシを挟まないため、既存のネットワーク構成に手を加えることなく導入できる点がメリットです。
すでにクラウドサービス内に保存されているファイルの内容を検査したり、共有設定の不備を検出したりすることも可能で、事後的なガバナンス強化に強みを持つ方式といえます。

ただし、リアルタイム性という点ではプロキシ型に劣る場合があり、通信発生時点での即時ブロックには不向きなケースもあります。そのため、API連携型は他の方式と組み合わせて利用されることも少なくありません。

方式特徴得意な対策
フォワードプロキシ型社内から外部への通信を中継シャドーITのリアルタイム制御
リバースプロキシ型クラウド側手前で通信を中継私物端末や社外端末からのアクセス管理
API連携型クラウドのAPI経由で情報取得保存済みデータの検査やガバナンス強化

3. CASBの4つの機能

CASBが提供する機能は、大きく分けて可視化コンプライアンスデータセキュリティ脅威防御の4つに整理されます。これらはガートナー社が提唱した「CASBの4つの柱」として広く知られており、多くのCASB製品はこの4機能を軸に設計されています。
ここでは、それぞれの機能がどのような役割を果たすのか、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

機能名主な役割得られる効果
可視化クラウドサービスの利用状況を把握するシャドーITの発見
コンプライアンス各種規制やガイドラインへの準拠を支援する監査対応の効率化
データセキュリティ機密情報の保護と流出防止を行う情報漏洩リスクの低減
脅威防御不正アクセスやマルウェアを検知・防御するサイバー攻撃への対策強化

3.1 可視化機能

可視化機能とは、社内で利用されているクラウドサービスの実態を把握するための機能です。企業内では、IT部門が把握していないクラウドサービスが従業員によって独自に利用されているケースが少なくありません。
こうした未承認のクラウドサービス利用は「シャドーIT」と呼ばれ、情報漏洩の温床になりやすいため注意が必要です。

CASBはネットワークのログを解析することで、どのクラウドサービスがいつ誰によって利用されているかを一覧化します。これにより、管理者は組織全体のクラウド利用状況を正確に把握し、リスクの高いサービスの利用を制限するなどの対策を講じることが可能になります。

3.2 コンプライアンス機能

コンプライアンス機能は、企業が遵守すべき法令や業界のガイドラインに対して、クラウド利用が適切であるかを確認するための機能です。個人情報保護法をはじめとする各種法規制や、業界特有のセキュリティ基準に対応するためには、クラウド上のデータがどのように扱われているかを継続的に監視する必要があります。

CASBを導入することで、規制違反につながる可能性のあるデータの取り扱いを自動的に検知し、管理者へ通知することができます。監査対応の際にも、利用ログや設定状況を証跡として提示できるため、コンプライアンス体制の強化につながります。

3.3 データセキュリティ機能

データセキュリティ機能は、クラウド上に保存された機密情報や個人情報を保護するための機能です。具体的には、DLP(データ損失防止)と呼ばれる技術を活用し、特定のキーワードやパターンを含むファイルの外部送信を検知・ブロックします。

また、データの暗号化やアクセス権限の制御によって、権限のないユーザーが機密情報に触れられないようにする仕組みも備わっています。
誤った共有設定によるファイルの意図しない公開や、退職者による情報の持ち出しといったリスクを未然に防ぐことができる点が大きな特長です。

3.4 脅威防御機能

脅威防御機能は、クラウドサービスを狙ったサイバー攻撃や不正アクセスからシステムを守るための機能です。マルウェアの検知やブロック、不審なログイン試行の検出、通常とは異なる異常な操作パターンの分析などを行います。

例えば、普段は国内からしかアクセスしていないアカウントが海外から突然ログインを試みた場合、CASBはこれを異常な挙動として検知し、アラートを発する、あるいはアクセスを一時的に制限するといった対応が可能です。
このように、人的なミスだけでなく外部からの攻撃に対しても多層的な防御を実現するのが脅威防御機能の役割です。

4. CASB導入のメリット

CASBを導入することで、企業はクラウド利用に伴うさまざまなリスクに対処できるようになります。ここでは、CASB導入によって得られる代表的な3つのメリットについて、プロのエンジニアがパソコン初心者にもわかりやすく解説します。
クラウドサービスの利用が拡大する中、CASBはセキュリティ対策の要となる存在です。

4.1 シャドーITの発見と対策

シャドーITとは、情報システム部門が把握・許可していないクラウドサービスやアプリケーションを従業員が業務で利用してしまう状態を指します。個人のGoogleドライブやDropboxなどを業務データの共有に使ってしまうケースが典型例です。

スポンサード

CASBを導入すると、社内ネットワークから利用されているクラウドサービスを自動的に検知し、可視化することが可能になります。
これにより、情報システム部門が把握していなかったサービスの利用実態を明らかにし、リスクの高いサービスの利用を制限したり、代替となる承認済みサービスへの移行を促したりすることができます。シャドーITを放置すると、情報漏洩やマルウェア感染のリスクが高まるため、早期発見と対策は企業のセキュリティ体制を強化するうえで欠かせません。

4.2 情報漏洩リスクの低減

クラウドサービスの利用が拡大するにつれ、機密情報や個人情報が意図せず外部に流出するリスクも高まっています。CASBのデータセキュリティ機能を活用することで、機密情報が含まれるファイルのアップロードやダウンロード、外部共有をリアルタイムで検知し、必要に応じてブロックすることができます。

例えば、顧客情報や設計データなど機密性の高いファイルを誤って外部の第三者と共有してしまうといった人為的なミスも、CASBのポリシー設定によって未然に防ぐことが可能です。また、暗号化やアクセス権限の制御と組み合わせることで、万が一データが外部に流出した場合でも被害を最小限に抑えられます。

4.3 テレワーク環境での安全性向上

テレワークの普及により、従業員は社外のさまざまな場所からクラウドサービスにアクセスする機会が増えています。自宅のネットワークやカフェの公衆Wi-Fiなど、セキュリティレベルが不明な環境からのアクセスは、情報漏洩や不正アクセスのリスクを高める要因となります。

CASBはユーザーの利用場所やデバイス、アクセス時間などのコンテキスト情報をもとにリスクを評価し、不審なアクセスを検知・制御することができます。
これにより、従業員がどこから業務システムにアクセスしても、社内にいるときと同等レベルのセキュリティを確保できます。テレワークやハイブリッドワークが定着した現在の働き方において、CASBは場所を問わない安全な業務環境を実現するための重要な役割を果たします。

メリット具体的な効果
シャドーITの発見と対策未承認クラウドサービスの利用実態を可視化し、リスクを低減
情報漏洩リスクの低減機密情報の不正な共有やアップロードを検知・防止
テレワーク環境での安全性向上社外からのアクセスも一律のセキュリティ基準で保護

これらのメリットを享受するには、CASBだけでなく、日々の業務を支えるパソコン自体の安定稼働も重要です。セキュリティ対策ソフトやクラウド連携ツールを常時稼働させる環境では、パソコンへの負荷が高まりやすく、故障や動作不良が発生すると業務全体に影響が及びます。
ブルックテックPCが提供するBTOパソコンは3年故障率1%未満という高い耐久性を誇り、セキュリティソフトやクラウドサービスを常時稼働させる法人利用にも安心して選べる製品です。用途や予算に応じたオーダーメイドPCの提案も行っているため、CASBを含むセキュリティ環境を安定して運用したい企業は、導入前に一度相談してみることをおすすめします。

5. CASB導入時の注意点

CASBは多くのメリットをもたらす一方で、導入にあたってはいくつかの注意点を理解しておく必要があります。
事前に課題を把握しておくことで、導入後のトラブルを未然に防ぐことができます
ここでは、既存システムとの連携課題と、運用コストや人材確保の観点から、導入時に押さえておくべきポイントを解説します。

5.1 既存システムとの連携課題

CASBを導入する際に多くの企業が直面するのが、既存システムとの連携における課題です。企業がすでに利用しているファイアウォールやプロキシサーバー、IDaaS(IDentity as a Service)などのセキュリティ基盤との整合性を確認せずに導入を進めてしまうと、通信の不具合や認証エラーが発生する可能性があります。

特にフォワードプロキシ型やリバースプロキシ型のCASBを導入する場合、既存のネットワーク構成を変更する必要が生じるケースが少なくありません。
導入前に自社のシステム構成を詳細に洗い出し、CASBがどのように既存環境と連携するのかを事前に検証することが重要です

また、利用しているクラウドサービスの種類によっては、API連携型CASBが対応していない場合もあります。導入を検討する際は、自社が利用しているSaaSやIaaSとの互換性を必ず確認しましょう。以下の表は、連携時に確認すべき主な項目をまとめたものです。

確認項目確認すべき内容
ネットワーク構成既存のファイアウォールやプロキシとの通信経路に問題がないか
認証基盤との連携シングルサインオン(SSO)やIDaaSとの連携が可能か
対応クラウドサービス自社で利用中のSaaS・IaaSにCASBが対応しているか
既存端末への影響社内端末やモバイル端末の設定変更が必要かどうか

これらの確認を怠ると、導入後に通信障害やアクセス制御の不具合が発生し、業務に支障をきたす恐れがあります。導入前のPoC(概念実証)を実施し、実際の業務環境で問題なく機能するかを検証することも有効な対策です。

5.2 運用コストと人材の確保

CASBの導入には初期費用だけでなく、継続的な運用コストが発生します。ライセンス費用に加え、監視やログ分析、ポリシーの見直しなどの運用業務にも人的リソースが必要となるため、導入前にトータルコストを見積もっておくことが欠かせません

また、CASBを効果的に運用するには、クラウドセキュリティやネットワークに関する専門知識を持った人材が求められます。
しかし、セキュリティ人材の不足は多くの企業が抱える共通の課題であり、専任の担当者を確保できないケースも珍しくありません。

人材が不足している場合は、CASBベンダーが提供する運用支援サービスやマネージドセキュリティサービス(MSS)の活用を検討するとよいでしょう。
これにより、自社で高度な専門知識を持つ人材を抱えなくても、専門家によるサポートを受けながら安定した運用が可能になります。

さらに、CASBの導入効果を最大限に引き出すためには、社内のセキュリティポリシーとの整合性を継続的に見直す運用体制の構築も重要です。
導入初期だけでなく、運用開始後も定期的にポリシーやアラート内容を見直すことで、実効性のあるセキュリティ対策を維持できます

6. CASBと関連するセキュリティ製品の違い

CASBはクラウド利用の可視化とセキュリティ確保を目的とした仕組みですが、セキュリティ製品には他にも似た役割を持つものが存在します。
ここでは混同されやすいSWGやSASE、ゼロトラストとの違いを整理し、CASBがどのような位置づけにあるのかをわかりやすく解説します。それぞれの特徴を理解することで、自社に必要なセキュリティ対策の全体像が見えてきます。

6.1 CASBとSWGの違い

SWG(Secure Web Gateway)は、インターネット全般への通信を監視し、マルウェアや不正なWebサイトへのアクセスを防ぐためのセキュリティ製品です。
CASBがクラウドサービスの利用状況やデータのやり取りに焦点を当てているのに対し、SWGはWeb通信全体を対象とする点が大きな違いです。

そのため、CASBはクラウドサービス特有のリスクに強く、SWGはWebアクセス全般の脅威に強いという役割分担があります。
近年はCASBとSWGの機能を統合した製品も増えており、両者を組み合わせることでクラウド利用とWeb通信の両方を包括的に保護できます。

項目CASBSWG
主な対象クラウドサービスの利用Web通信全般
主な機能可視化・コンプライアンス・データセキュリティ・脅威防御URLフィルタリング・マルウェア対策
得意分野シャドーITの検出やクラウド上のデータ保護不正サイトへのアクセス遮断

6.2 CASBとSASEの違い

SASE(Secure Access Service Edge)は、ネットワークとセキュリティの機能をクラウド上で統合的に提供する概念です。CASBやSWG、VPNの代替となるZTNAなど、複数のセキュリティ機能を一つのプラットフォームにまとめた考え方であり、CASBはSASEを構成する要素の一つとして位置づけられます。

つまり、CASBは単体のセキュリティ機能であるのに対し、SASEはCASBを含む複数の機能を統合した広範なアーキテクチャという関係になります。
企業がテレワークやクラウド利用を前提としたセキュリティ基盤を構築する際には、CASBの機能を含んだSASEの導入を検討するケースも増えています。

スポンサード

6.3 CASBとゼロトラストの関係

ゼロトラストとは、社内・社外を問わずすべての通信やアクセスを信頼せず、都度検証を行うというセキュリティの考え方です。従来の「社内ネットワークは安全」という前提を捨て、あらゆるアクセスに対して認証と検証を行う点が特徴です。

CASBは、このゼロトラストの考え方を実現するための重要な要素の一つとして機能します。クラウドサービスへのアクセスを常に監視し、不審な挙動があれば即座に検知・遮断することで、ゼロトラストが目指す「常に検証する」というセキュリティモデルを具体的に支える役割を果たしています。
したがって、CASBはゼロトラストを実現するための一つの手段であり、両者は対立するものではなく補完し合う関係にあるといえます。

7. まとめ

CASBとは、クラウドサービスの利用状況を可視化し、コンプライアンス、データセキュリティ、脅威防御という4つの機能によって企業の情報資産を守るためのセキュリティ概念です。テレワークやクラウド活用が当たり前になった今、シャドーITの発見や情報漏洩リスクの低減という観点から、CASBの導入は多くの企業にとって欠かせない選択肢になりつつあります。
ただし、SWGやSASE、ゼロトラストといった関連する仕組みとの違いを正しく理解し、既存システムとの連携や運用コストを踏まえたうえで検討することが重要です。

こうしたセキュリティ環境を支えるのは、日々の業務を安定して処理できる高性能かつ高耐久なパソコンです。クラウド上でのデータ処理や複数のセキュリティツールの同時稼働には、処理能力と安定性を兼ね備えたマシンが求められます。
特に映像制作や音楽制作、デザイン制作などのクリエイティブ業務、さらには医療福祉施設や建設設計の現場でも、セキュリティと同じくパソコンそのものの信頼性が事業の継続性を左右します。

ブルックテックPCは3年故障率1%未満という高い品質基準を誇るBTOパソコンメーカーであり、法人利用から個人クリエイター、VTuberまで幅広く選ばれています。パソコンの知識に自信がない方でも、専門スタッフが丁寧にヒアリングを行い、用途や予算に合わせた最適な一台をオーダーメイドで提案してくれるのも大きな魅力です。
セキュリティ対策とあわせて、業務基盤となるパソコン選びにもぜひこだわってみてください。

ゲーミングPC/クリエイターPCのパソコン選びで悩んだらブルックテックPCへ!

【パソコン選びに困ったらブルックテックPCの無料相談】

ブルックテックPCは「3年故障率1%未満」という圧倒的な耐久性を持つマシンを販売しており、映像編集を行うCG/VFXクリエイター,VTuber,音楽制作会社、プロゲーマー等幅広い用途と職種で利用されています。
BTOパソコンは知識がないと購入が難しいと思われがちですが、ブルックテックPCでは公式LINEやホームページのお問い合わせフォームの質問に答えるだけで、気軽に自分に合うパソコンを相談することが可能!
問い合わせには専門のエンジニアスタッフが対応を行う体制なので初心者でも安心して相談と購入が可能です。
パソコンにおける”コスパ”は「壊れにくいこと」。本当にコストパフォーマンスに優れたパソコンを探している方や、サポート対応が柔軟なPCメーカーを探している方はブルックテックPCがオススメです!

ブルックテックPCの公式LINE 友達登録はこちらから!
友だち追加

スポンサード
TOP