このページではWindows11 24H2で動作中のPCにおいて更新プログラム『KB5053656』『KB5055523』を適用後
- ブルースクリーン(BSoD)が表示される
といった不具合が出ている方に向けて対処方法をご説明いたします。
1.KIR(Known Issue Rollback)の適用を待つ
このトラブルは『KB5053656』『KB5055523』をインストールした一部の環境で発生し、ブルースクリーンの内容として「SECURE_KERNEL_ERROR」「INACCEESSIBLE_BOOT_DEVICE」が表示されるケースが多いと報告されています。
Microsoftでは現在このトラブルに対処しており、解決されるまではKIR(Know Issue Rollback)を適用することでロールバックが可能です。
既に一般的なPC向けに配信が行われているためWindows Updateから適用が可能ですが、まだ配信されていない場合は更新プログラムのチェックを実行することでダウンロードと適用が行われます。
※KIRは企業内ドメイン等で管理されているマシン等には自動で適用されませんので、社内で管理/管轄されているシステム部門へお問い合わせください。
2.それでも解決しない場合
Microsoftでは現在KIRで暫定的な対応を取っていますが、不具合の原因となっているコードが判明し次第,早い段階で不具合に対して修正が加えられた更新プログラムが配布されると思われます。
それまではKIRを用いたロールバックをお試しください。