配信で気を付けるべきノイズ対策5選|視聴者に不快感を与えない音質改善テクニック

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配信中に視聴者から「音が聞き取りにくい」「ノイズがうるさい」と指摘されたことはありませんか。
この記事では、配信のノイズが発生する原因から、収録環境の整え方、マイクの選び方・設置方法、オーディオインターフェースの活用、OBSのフィルター設定、ケーブルや電源まわりの改善まで、今日から実践できる5つのノイズ対策をわかりやすく解説します。
正しい知識と手順を押さえることで、視聴者に不快感を与えない、クリアな音質の配信を実現できます。
こちらの記事では配信で発生しやすいノイズについて紹介しています。
配信で発生しやすいノイズは何か知っていますか?

目次

1. 配信中にノイズが発生する主な原因

配信中に視聴者から「音が聞こえにくい」「ザーザーという雑音が気になる」といったコメントが届いた経験はないでしょうか。ノイズが発生する原因はひとつではなく、マイクの性能・設置環境・機材の電気的特性など、複数の要因が複雑に絡み合っていることがほとんどです。まずは原因を正しく把握することが、効果的なノイズ対策への第一歩になります。

1.1 マイクの性能と設置場所の問題

マイクそのものの性能が低い場合、収音時に不要な雑音を拾いやすくなります。
特に安価なヘッドセットやPCに内蔵されたマイクは、音の拾い方が無指向性に近く、周囲の環境音や電気的なノイズまで一緒に収音してしまうという特性があります。

また、マイクの設置場所も音質に大きく影響します。たとえばPCの冷却ファンや電源ユニットのそばにマイクを置いていると、それらの動作音を常時拾い続けることになります。
さらに、マイクをデスクに直置きしていると、タイピング音やデスクへの振動がそのままマイクに伝わり、低周波のノイズとして配信音声に混入することがあります。

マイクと口元の距離も重要なポイントです。距離が遠すぎると声の収音レベルが下がり、相対的にノイズが目立ちやすくなります。一方で近づけすぎると、息の吹きつけによるポップノイズが発生しやすくなります。

1.2 環境音や外部騒音の影響

配信スペースの周辺環境も、ノイズ発生の大きな原因になります。
外を走る車や電車の音、近隣の生活音、エアコンや換気扇の稼働音など、日常生活の中で「当たり前」として聞き流している音が、マイクには明確なノイズとして収録されてしまうことがあります。

特に問題になりやすいのが反響音(エコー)です。壁や天井、床がフラットで硬い素材の部屋では、声が部屋の中で反響して残響が長くなります。この反響が重なると、聴者には声が二重に聞こえたり、音がこもって聞こえたりする不快感につながります。

以下の表は、環境音の代表的な種類とその特徴をまとめたものです。

環境音の種類主な発生源配信への影響
低周波ノイズエアコン、換気扇、冷蔵庫常時「ブーン」という低い雑音が入る
衝撃音・振動音足音、扉の開閉、交通機関突発的な「ドン」「ガタン」という音が入る
反響音(エコー)硬い壁・床・天井のある部屋声が二重に聞こえたり、こもって聞こえる
外部騒音車・電車・近隣の生活音不規則に雑音が混入する

1.3 PCや機材から生じる電気的ノイズ

配信機材から発生する電気的なノイズも、音声品質を低下させる見落とされがちな原因のひとつです。代表的なものとして「グランドループノイズ」があります。
これは、複数の機材をコンセントやケーブルで接続した際に、それぞれの機器間でアース(グランド)の電位差が生じ、「ブーン」という周期的なハム音が発生する現象です。

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また、PCの内部パーツからも電磁波が放出されており、マイクやオーディオ機器がその影響を受けることがあります。特にグラフィックボードや冷却ファンは高負荷時に電磁ノイズを発しやすく、近くにオーディオ機器があると干渉するケースがあります。

さらに、USBマイクをPCに接続している場合、PCの電源ユニットの品質が低いと、USB経由で電気的なノイズがマイクに伝わってしまうことがあります。
これは「USBノイズ」とも呼ばれ、「サー」という高周波のホワイトノイズとして配信音声に混入します。

以下の表は、電気的ノイズの主な種類と原因を整理したものです。

電気的ノイズの種類主な原因音の特徴
グランドループノイズ(ハム音)機材間のアース電位差「ブーン」という低周波の持続音
電磁干渉ノイズグラフィックボード・冷却ファンなど「ジー」という高周波の雑音
USBノイズ(ホワイトノイズ)PC電源ユニットの品質不足「サー」という高周波の持続音
電源ラインノイズタコ足配線・品質の低い電源タップ不規則に混入する雑音

このように、ノイズの原因はマイクや部屋の環境だけでなく、PC本体や電源環境にまで及ぶことがわかります。
それぞれの原因を把握した上で、次章以降で紹介する具体的な対策を組み合わせて実施することが、音質改善への近道です。

2. ノイズ対策1 収録環境を整えて音質を改善する方法

配信の音質を左右する要素は、マイクや機材だけではありません。
収録環境そのものが音質に与える影響は非常に大きく、部屋の構造や素材によってはノイズや反響音が深刻なレベルで発生することがあります。どれだけ高性能なマイクを使っていても、環境が整っていなければ視聴者に不快な音が届いてしまいます。まずは手軽に取り組める収録環境の改善から始めましょう。

2.1 吸音材を使った反響音の低減

フローリングの床や石膏ボードの壁など、硬い素材に囲まれた部屋では、声が壁や天井に反射して「残響音(エコー)」が生じやすくなります。この残響音はリスナーにとって非常に聴き取りにくく、長時間の視聴では疲労感にもつながります。

吸音材を壁面や天井に貼り付けることで、音の反射を物理的に抑えることができます。
吸音材にはウレタンフォーム製のものやグラスウール製のものなど複数の種類がありますが、配信用途であれば市販のウレタン製吸音パネルが手軽でコストパフォーマンスも高くおすすめです。

また、吸音材を購入しなくても、身近なもので代替することも可能です。以下の表に、吸音効果が期待できる素材と特徴をまとめました。

素材・アイテム吸音効果コスト設置のしやすさ
ウレタン製吸音パネル高い中〜高壁に貼り付けるだけ
厚手のカーテン中程度低〜中既存のカーテンレールに取り付け可能
ラグ・カーペット中程度低〜中床に敷くだけ
本棚・家具低〜中程度別途不要の場合も既存の家具の配置変更で対応可能
毛布・布団中程度ほぼ無料壁に掛けるか、囲いとして使用

特に配信スペースが狭い場合は、マイクの周囲だけを囲うリフレクションフィルターを使うことで、設置面積を最小限に抑えながら反響音を効果的に減らすことができます。デスク上に置くだけで使えるタイプも市販されており、賃貸住宅で壁に穴を開けられない方にも適した方法です。

2.2 窓や扉の隙間をふさぐ簡単な防音テクニック

吸音対策が「部屋の中で発生した音の反響を抑えること」を目的とするのに対し、防音対策は「外部から侵入する騒音を遮断すること」を目的としています。配信中に外の車の音や隣室の生活音が入り込んでしまう場合は、防音対策が必要です。

窓や扉の隙間は、外部騒音が室内に侵入する主要な経路のひとつです。ホームセンターなどで購入できる隙間テープを窓枠や扉の周囲に貼るだけで、ある程度の騒音侵入を抑えることができます。費用も数百円程度からと安価で、賃貸住宅でも原状回復しやすい点が魅力です。

また、窓からの騒音が特に気になる場合は、以下のような対策を組み合わせることでより高い防音効果が得られます。

対策方法効果の目安費用感備考
隙間テープの貼り付け小〜中程度の騒音を軽減数百円〜賃貸でも取り外し可能なものが多い
防音カーテンの設置中程度の騒音を軽減数千円〜遮光効果も兼ねることができる
窓用防音ボードの設置高い防音効果数千円〜数万円光が遮断されるため昼間の使用に注意
扉下の隙間ふさぎ(ドアボトム)低音域の侵入を軽減数百円〜数千円扉の下部の隙間に取り付けるタイプ

部屋全体を完全に防音にするためには大掛かりな工事が必要になりますが、配信に支障のないレベルであれば、隙間テープと防音カーテンの組み合わせだけでも十分な効果を実感できるケースが多くあります。まずは手軽にできる隙間対策から始め、それでも改善しない場合に追加の対策を検討するという順序がコストを無駄にしないコツです。

なお、収録環境の改善に取り組む際には、対策の前後で実際に音声を録音して聴き比べることが重要です。耳で感じる変化は主観的になりがちなため、配信ソフトや録音アプリで実際の音をモニタリングしながら効果を客観的に確認する習慣をつけましょう。

3. ノイズ対策2 マイクの種類と正しいセッティングで雑音を減らす

配信における音質の良し悪しは、マイクの選び方とセッティングによって大きく左右されます。高価なオーディオインターフェースや吸音材を揃えても、マイク自体が配信環境に合っていなければ、ノイズや雑音は取り除けません。ここでは、マイクの種類ごとの特徴と、ノイズを最小限に抑えるための正しいセッティング方法をわかりやすく解説します。

3.1 コンデンサーマイクとダイナミックマイクの特徴比較

マイクには大きく分けて「コンデンサーマイク」と「ダイナミックマイク」の2種類があります。それぞれの特性を正しく理解することが、ノイズ対策の第一歩です。

コンデンサーマイクは、振動板が非常に薄く軽いため、わずかな音の変化も繊細に拾うことができます。そのため声の質感や息遣いまでリアルに収音できる反面、周囲の環境音やエアコンの駆動音、キーボードの打鍵音なども一緒に拾いやすいという欠点があります。防音環境が整っているスタジオや、静かな専用の部屋で配信をおこなう方に向いています。

一方、ダイナミックマイクは、コンデンサーマイクに比べて感度が低く、マイクのすぐ近くにある音を重点的に拾う設計になっています。そのため、生活音や背景のノイズが入り込みにくく、防音設備が十分でない自宅での配信に特に適しています。音質の繊細さではコンデンサーマイクに劣りますが、ノイズ対策という観点では非常に扱いやすい選択肢です。

以下の表に、両者の主な違いをまとめました。

比較項目コンデンサーマイクダイナミックマイク
感度高い(遠くの音も拾いやすい)低い(近くの音を重点的に拾う)
環境ノイズへの強さ弱い(ノイズを拾いやすい)強い(ノイズを拾いにくい)
音質の繊細さ高い(声のニュアンスを細かく再現)やや劣る(ナチュラルな音質)
ファンタム電源必要(+48V供給が必要)不要
推奨する使用環境静かな防音環境・スタジオ自宅・雑音が多い環境
代表的な製品例audio-technica AT2020、SHURE SM27SHURE SM7B、audio-technica AT2005USB

自宅での配信でノイズに悩んでいる場合は、まずダイナミックマイクへの切り替えを検討してみてください。手軽にノイズを減らせる最も根本的な解決策のひとつです。

3.1.1 単一指向性・無指向性・双指向性の違いも押さえておこう

マイクにはコンデンサー・ダイナミックという種類の違いだけでなく、「指向性」と呼ばれる音を拾う方向の特性も存在します。配信用途では、正面からの音を集中して拾う「単一指向性(カーディオイド)」タイプを選ぶのが基本です。背面や側面からの環境音を自然にカットしてくれるため、ノイズが入り込む余地が少なくなります。

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無指向性(全方向)タイプは複数人での収録に向いていますが、部屋中の音を拾ってしまうため、一人で配信する環境では不向きです。配信用マイクを選ぶ際は、指向性のスペックも必ず確認するようにしましょう。

3.2 ポップガードやショックマウントの効果的な使い方

マイクを適切な種類に選んだうえで、さらにノイズを減らすために活用したいのが「ポップガード」と「ショックマウント」です。どちらも比較的安価に入手できるアクセサリーですが、これらを正しく使うだけで、収音クオリティが目に見えて改善されます。

3.2.1 ポップガードで吹かれノイズを防ぐ

「ポップノイズ」とは、「パ行」「バ行」などの破裂音を発したときに、口から出る息がマイクのカプセルに直接当たることで発生する「ボッ」「プッ」といった衝撃音のことです。視聴者にとって非常に不快なノイズの代表例のひとつです。

ポップガードは、マイクの前面に設置する網状のフィルターで、この息の衝撃を物理的に和らげる役割を持ちます。
使い方のポイントは以下のとおりです。

  • マイクのカプセルから5〜10cm程度の距離に設置する
  • マイクスタンドのアームに固定し、口とマイクの間に来るように調整する
  • ネットは二重構造のものを選ぶと、より高い吹かれ防止効果が得られる

ポップガードはaudio-technicaやBOSS(ローランド系列)などのブランドから手頃な価格で販売されており、初心者でも取り入れやすいアイテムです。

3.2.2 ショックマウントで振動ノイズを遮断する

ショックマウントは、マイクをゴムやバネなどの弾性体で宙吊り状態に保持するマウントです。
デスクに伝わる振動や、床を踏んだときの衝撃音がマイクスタンドを伝ってマイクに届くのを物理的に遮断します。

特にコンデンサーマイクは振動を拾いやすいため、ショックマウントの使用は必須と言っても過言ではありません。
ダイナミックマイクでも、デスクや床からの振動ノイズが気になる場合は導入を検討しましょう。

ショックマウントを使用する際の注意点として、マイクの径(サイズ)に対応したモデルを選ぶ必要があります。購入前に自分のマイクの直径を確認してから、対応製品を選んでください。

3.2.3 マイクスタンドとアームの選び方もノイズに影響する

マイクスタンドにも種類があり、設置方法によってノイズの入り方が変わります。デスク上に置く卓上スタンドは手軽ですが、デスクへの振動がダイレクトにマイクへ伝わりやすいため、マイクアームの使用が推奨されます。マイクアームはデスクの端にクランプで固定するタイプが一般的で、宙に浮いた状態でマイクを保持できるため振動ノイズが伝わりにくくなります。

RODE(ロード)やaudio-technicaから販売されているマイクアームは国内でも広く流通しており、品質と価格のバランスが良いため配信者に人気です。ショックマウントと組み合わせることで、振動由来のノイズをほぼ完全にカットできます。

3.3 マイクの設置位置と口との距離がノイズに与える影響

マイクをどこに置くか、どの角度で口に向けるかという「セッティング」も、ノイズの質と量に直接影響します。
正しい機材を揃えていても、設置位置が間違っていれば本来の性能を発揮できません。

3.3.1 推奨されるマイクと口の距離

マイクと口の距離の目安はマイクの種類によって異なります。一般的な目安は以下のとおりです。

マイクの種類推奨距離備考
コンデンサーマイク15〜30cm程度感度が高いため離しても十分に収音できる
ダイナミックマイク5〜15cm程度近づけることで環境音をより効果的にカットできる

マイクを口に近づけすぎると、ポップノイズや息の音が目立ちやすくなります。逆に離しすぎると声が小さくなり、ゲインを上げる必要が生じてホワイトノイズが増加してしまいます。
適切な距離を保ちながら、ポップガードを間に設置するのがもっとも効果的なセッティングです。

3.3.2 マイクの向きと角度にも注意する

単一指向性マイクは、正面から外れた角度で使うと収音感度が下がります。マイクの正面が口に向くように角度を調整し、必要であれば斜め上から口に向ける「オフアクシス」のセッティングにすることで、ポップノイズを減らしつつ明瞭な音声を収音できます。

マイクのセッティングは一度決めたら終わりではなく、配信前に実際に録音してチェックする習慣をつけることが重要です。同じ部屋でも季節によって環境音の種類が変わるため、定期的に見直すことをおすすめします。

4. ノイズ対策3 オーディオインターフェースで音声をクリアにする

マイクをPCに直接接続しているだけでは、どれだけ環境を整えても音質に限界があります。
配信の音質を根本から改善したいなら、オーディオインターフェースの導入が最も効果的な手段のひとつです。
ここでは、オーディオインターフェースの役割と選び方、そして設定方法について詳しく解説します。

4.1 オーディオインターフェースが必要な理由

そもそもオーディオインターフェースとは、マイクや楽器などのアナログ音声信号をデジタルデータに変換してPCに取り込むための機器です。PCに内蔵されているサウンドカードでも同様の変換は行われますが、内蔵サウンドカードはノイズに弱く、変換精度も低いため、配信用途には不向きなケースがほとんどです。

オーディオインターフェースを使うことで、次のようなメリットが得られます。

  • アナログ→デジタル変換の精度が大幅に向上し、クリアな音質で録音・配信できる
  • PCの内部ノイズや電気的な干渉を受けにくい設計になっている
  • コンデンサーマイクに必要なファンタム電源(+48V)を供給できる
  • ゲイン調整がしやすく、音量バランスをコントロールしやすい

USB接続のコンデンサーマイクを使っている方でも、XLR端子対応のマイクとオーディオインターフェースの組み合わせに切り替えることで、音質が大きく向上することがあります。配信クオリティにこだわるなら、導入を前向きに検討する価値があります。

4.2 ヤマハやローランドなど国内流通モデルの選び方

オーディオインターフェースは国内外のさまざまなメーカーから販売されていますが、初めて導入する方には日本国内で流通しており、サポート体制が充実しているメーカーの製品を選ぶことをおすすめします。代表的なモデルとその特徴を以下の表に整理しました。

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メーカー代表モデル特徴おすすめの用途
ヤマハAG03MK2 / AG06MK2ミキサー機能を内蔵し、配信向けの機能が豊富。初心者にも扱いやすいシンプルな操作性。ゲーム配信・トーク配信・歌配信
ローランドRubix22 / GO:MIXER PRO-X音楽制作から配信まで対応できる高いサウンドクオリティ。堅牢な作りで耐久性が高い。音楽配信・ポッドキャスト・DTM兼用
スタインバーグ(ヤマハ傘下)UR22C / UR24C低レイテンシーで安定した動作。DAWソフトとの親和性が高く、音楽制作にも活用できる。音楽制作・配信兼用・高音質重視
フォーカスライトScarlett Solo / Scarlett 2i2世界的に高いシェアを誇る定番モデル。クリアな音質とシンプルな操作性で初心者向け。ボイス配信・楽器録音・ポッドキャスト

選ぶ際のポイントは、接続したいマイクや楽器の入力チャンネル数と、ファンタム電源の有無を確認することです。コンデンサーマイクを使用する場合は、ファンタム電源(+48V)に対応したモデルを選んでください。また、USB接続の安定性も重要なポイントで、USB-C対応モデルは転送速度や接続安定性の面でより優れています。

4.3 ゲイン調整でハウリングやノイズを防ぐ設定方法

オーディオインターフェースを導入しただけでは、設定が不適切だとかえってノイズが増えてしまうことがあります。特に重要なのが「ゲイン(Gain)」の調整です。
ゲインとはマイクが拾った音声信号を増幅する量のことで、この設定が適切でないとノイズやハウリングの原因になります。

4.3.1 ゲインを上げすぎたときに起きる問題

ゲインを必要以上に上げると、音声が割れる「クリッピング」が発生し、聴き手に不快なノイズとして伝わります。また、マイクが環境音や電気的なノイズまで拾いやすくなるため、背景のホワイトノイズが目立つようになります。

4.3.2 ゲインを下げすぎたときに起きる問題

反対にゲインが低すぎると、音量を確保しようとして配信ソフト側で音量を上げることになり、結果として「サー」というホワイトノイズが増幅されてしまいます。

4.3.3 適切なゲインの設定手順

以下の手順で設定することで、ノイズを最小限に抑えた適切なゲインに調整できます。

  1. オーディオインターフェースのゲインノブをゼロの位置(最低)に設定した状態でマイクを接続する
  2. 普段の配信と同じ距離・声量で話しながら、ゲインを少しずつ上げていく
  3. 本体のレベルメーターやインジケーターが黄色の範囲内で安定して点灯し、赤(クリップ)が点灯しないギリギリの位置に調整する
  4. その状態でOBSなどの配信ソフト側の音声メーターも確認し、声を出していない無音時にメーターがほとんど振れていないことを確認する
  5. 無音時にメーターが振れる場合は、ゲインを少し下げて再調整する

ゲインは「できるだけ低く、必要な音量が取れるギリギリの値」に設定することがノイズ対策の基本です。マイクとの距離が遠いほどゲインを上げる必要があり、ノイズも拾いやすくなるため、マイクはできるだけ口元に近づけて使うことが音質向上の近道です。

4.3.4 ファンタム電源のオン・オフに注意する

コンデンサーマイクを使用する場合、オーディオインターフェース側でファンタム電源(+48V)をオンにする必要があります。ただし、ダイナミックマイクや一部のリボンマイクにファンタム電源を供給すると、機器が故障する原因になるため、接続するマイクの種類を確認してからオン・オフを切り替えてください。また、ファンタム電源を切り替える際はスピーカーやヘッドホンの音量をゼロにしておくと、突発的なノイズによる機器へのダメージを防ぐことができます。

5. ノイズ対策4 配信ソフトのフィルター機能を使った音声調整

収録環境やマイク、機材をしっかり整えたうえで、さらに音質を高める手段として活用したいのが配信ソフト内蔵のフィルター機能による音声調整です。特にライブ配信で広く使われているOBS Studio(以下OBS)には、リアルタイムで音声処理を行う複数のフィルターが搭載されており、適切に設定することで視聴者に届く音を大幅にクリアにできます。ハードウェアだけでは除去しきれなかった残留ノイズも、ソフトウェアの力で効果的に抑制できます。

5.1 OBSのノイズ抑制フィルターの設定手順

OBSのノイズ抑制フィルターは、マイクが拾った音声からノイズ成分をリアルタイムで分離・除去する機能です。設定自体は難しくなく、初めて配信に挑戦する方でも数分で導入できるため、まず最初に試してほしい対策のひとつです。

以下の手順でフィルターを追加できます。

  1. OBSを起動し、「音声ミキサー」の欄で使用しているマイクの項目を探す。
  2. マイク名の右側にある歯車アイコンをクリックし、「フィルター」を選択する。
  3. 「フィルター」ウィンドウが開いたら、左下の「+」ボタンをクリックする。
  4. 一覧から「ノイズ抑制」を選択し、フィルター名を任意で入力して「OK」をクリックする。
  5. ノイズ抑制の方式を選ぶ。OBSでは主に「RNNoise」と「Speex」の2種類が選択できる。

2種類の方式については、それぞれ特性が異なります。配信環境や用途に合わせて選ぶことが重要です。

方式特徴向いているシーン
RNNoiseAIを活用したノイズ除去。自然な音質を保ちやすく、PCファンの音やエアコンの音など定常的なノイズに強い音質を重視するゲーム配信・雑談配信・VTuber配信など
Speex軽量な処理で動作が安定しやすい。強度を数値で調整できるPCスペックに余裕がない環境、手動で細かく調整したい場合

音質を最優先にするならRNNoiseを選ぶのが基本です。Speexは強度(0〜30の範囲)を上げすぎると声がこもった印象になることがあるため、6〜12程度を目安に調整するとよいでしょう。設定後は必ず音声モニタリング機能を使って実際の聞こえ方を確認してください。

5.2 ノイズゲートを活用して無音時の雑音をカットする方法

ノイズゲートは、音声の音量が一定の閾値を下回ったときに自動で音声をミュートする機能です。自分が話していない間に拾ってしまうキーボードの打鍵音、空調の音、部屋の生活音などを効果的に遮断できます。ノイズ抑制フィルターと組み合わせることで、より高いノイズカット効果が得られます。

OBSでのノイズゲートの追加手順は以下のとおりです。

  1. 先ほどと同様に「フィルター」ウィンドウを開く。
  2. 「+」ボタンから「ノイズゲート」を選択し、名前を入力して「OK」をクリックする。
  3. 表示された設定項目を目的に合わせて調整する。

ノイズゲートの主な設定項目とその意味は以下のとおりです。

設定項目意味推奨の目安
クローズしきい値(Close Threshold)この音量を下回るとゲートが閉まり、音声がミュートされる-40dB〜-30dB程度(環境ノイズより少し上に設定)
オープンしきい値(Open Threshold)この音量を超えるとゲートが開き、音声が通るようになる-26dB〜-20dB程度(声が出た瞬間に確実に開くよう設定)
アタックタイム(Attack Time)ゲートが開くまでの時間6ms前後(短すぎると頭切れが起きる場合がある)
ホールドタイム(Hold Time)声が止んでからゲートが閉まるまでの保持時間200ms〜300ms程度(短いと会話中に途切れやすくなる)
リリースタイム(Release Time)ゲートが完全に閉まるまでのフェードアウト時間200ms程度(長すぎると残留音が聞こえる)

ノイズゲートの設定で特に重要なのがクローズしきい値とオープンしきい値のバランスです。この2つの値が近すぎると、声を出しているときにゲートが頻繁に開閉してしまい、音声が途切れ途切れになる「チャタリング」と呼ばれる現象が発生します。オープンしきい値をクローズしきい値より10dB以上高く設定することで、この問題を防ぎやすくなります。

5.3 OBSで使えるその他の音声フィルターとその役割

ノイズ抑制とノイズゲートのほかにも、OBSにはいくつかの音声フィルターが搭載されています。それぞれの役割を理解して組み合わせることで、より完成度の高い音質を実現できます。

フィルター名主な用途配信での活用場面
コンプレッサー音量の大小の差を自動的に均一化する声の大きさが安定しないとき、複数人での配信時
ゲイン音声全体の音量を増減するマイクの音量が小さすぎるとき・大きすぎるとき
EQ(イコライザー)特定の周波数帯域を強調・カットする低音のこもりや高音の刺さりを調整したいとき
リミッター設定した音量を超えないよう自動で抑制する突然の大声や音割れを防ぎたいとき

フィルターは上から順に処理されるため、並び順にも注意が必要です。一般的には「ノイズ抑制 → ノイズゲート → EQ → コンプレッサー → リミッター → ゲイン」の順で並べると、それぞれの効果が干渉しにくくなります。OBSのフィルターウィンドウではドラッグ操作で並び順を変更できるので、設定後に確認しておきましょう。

なお、これらのリアルタイム音声処理はCPUに一定の負荷をかけます。複数のフィルターを同時に有効にする場合は、配信用PCのスペックに余裕があることが前提となります。特にRNNoiseはAI処理を行うため、処理能力の低いPCでは配信フレームの低下やカクつきが生じる場合があります。配信品質を安定させるためには、CPUの処理能力に余裕のあるマシンを用意することが重要です。

6. ノイズ対策5 ケーブルや電源まわりの環境改善

どれだけ高性能なマイクやオーディオインターフェースを使っていても、ケーブルや電源まわりの環境が整っていなければ、音声にノイズが混入してしまうことがあります。特に、複数の機材を接続している配信環境では、電気的なノイズが原因で「ブーン」「ジー」といった低周波の雑音が発生しやすいため、ケーブルと電源の管理は非常に重要です。この章では、配信環境における電気的ノイズの原因と、その具体的な対処法をわかりやすく解説します。

6.1 グランドループノイズの原因と対処法

配信中に「ブーン」という低い唸り音が聞こえた経験はないでしょうか。この音はグランドループノイズ(ハムノイズ)と呼ばれる電気的なノイズで、複数の機材をそれぞれ異なるコンセントに接続している場合に発生しやすい現象です。

グランドループノイズが発生する仕組みを簡単に説明すると、複数の機材がそれぞれ異なる経路でアース(グラウンド)に接続されているとき、機材同士の間に微妙な電位差が生じます。この電位差が音声信号のケーブルを通じて電流として流れ込み、「ブーン」という低周波の雑音として音声に混入してしまうのです。

6.1.1 グランドループノイズの主な原因

原因具体的な状況
複数のコンセントへの分散接続PCとオーディオインターフェースを別々のコンセントに挿している
アンバランス接続ケーブルの使用TS(モノラル)ケーブルで機材同士を長距離接続している
機材間のアースの電位差電気系統の異なる場所に機材が設置されている
ノイズキャンセル機能のない安価なケーブルシールドが不十分なケーブルを使用している

6.1.2 グランドループノイズの具体的な対処法

最も効果的な対処法は、配信に使うすべての機材を同一のコンセントまたは電源タップにまとめて接続することです。これにより、機材間のアース電位差がなくなり、グランドループノイズの発生を大幅に抑えられます。

また、マイクとオーディオインターフェースをつなぐケーブルには、バランス接続対応のXLRケーブルを使用することでノイズへの耐性が大きく向上します。バランス接続はノイズを打ち消す仕組みを持っているため、長距離の配線でもクリアな音声を維持しやすくなります。

それでもノイズが解消しない場合は、グランドループアイソレーター(アイソレーショントランス)と呼ばれる機器を機材間に挟む方法が有効です。グランドループアイソレーターは、機材間の電気的な接続を切り離しつつ音声信号だけを通過させることで、ノイズの伝達を物理的に遮断してくれます。国内でもサウンドハウスなどの音響機器専門店で比較的安価に入手できます。

6.2 ノイズフィルター付き電源タップの選び方

配信機材のノイズ対策において、電源タップの選択は見落とされがちですが、非常に重要なポイントです。一般的な電源タップには電源ラインから侵入するノイズを除去する機能がないため、PC本体やディスプレイ、照明器具などから発生した電気的なノイズがそのまま音声機材に伝わってしまうことがあります。

6.2.1 ノイズフィルター付き電源タップを選ぶ際のポイント

チェック項目選び方の目安
EMIフィルター搭載の有無電源ラインのノイズを除去する機能が明記されているものを選ぶ
雷サージ保護機能落雷による過電流から機材を守るサージプロテクター付きが望ましい
接地(アース)端子の有無アース付きのコンセントに対応した3ピンタイプが安定性が高い
容量(ワット数)接続するすべての機材の合計消費電力を上回る容量のものを選ぶ

国内で入手しやすいノイズフィルター付き電源タップとしては、パナソニックやサンワサプライが販売する雷サージ対応モデルが広く知られています。音響や配信機材専用の電源環境を整えたい場合は、フルテックやCSEといったオーディオグレードの電源タップも選択肢に入れると良いでしょう。

また、ノイズフィルター付き電源タップを使う場合でも、PCと音声機材はできる限り同じタップからまとめて電源を取ることが基本です。電源系統を一本化することで、グランドループノイズの発生リスクをさらに低減できます。

6.2.2 ケーブル管理でノイズをさらに減らすコツ

電源ケーブルと音声ケーブル(マイクケーブルやラインケーブル)が並走していると、電源ケーブルから発生する電磁波が音声ケーブルに干渉し、ノイズが混入することがあります。電源ケーブルと音声ケーブルはできるだけ離して配線するか、交差させる場合は直角に交差させることで干渉を最小限に抑えられます。

さらに、フェライトコアと呼ばれるノイズ吸収部品をケーブルに取り付ける方法も効果的です。フェライトコアはケーブルに巻きつけるだけで高周波ノイズを吸収してくれるため、手軽に試せるノイズ対策として配信者の間でも広く活用されています。サンワサプライやエレコムなど国内の電気機器メーカーから手頃な価格で購入できます。

ケーブルや電源まわりのノイズ対策は、一見地味に感じられるかもしれませんが、音声品質に与える影響は非常に大きいものです。配信環境を一から見直す際には、マイクや機材と同様に、ケーブルの種類・接続方法・電源環境にも目を向けてみてください。

7. 視聴者に不快感を与えないための音質チェックリスト

ノイズ対策を個別に講じても、配信直前や配信中に総合的な確認を怠ってしまうと、せっかくの対策が活かされないまま視聴者に不快な音声を届けてしまうことがあります。ここでは、配信前・配信中のそれぞれの場面で実践できる音質チェックの手順とコツを整理してお伝えします。配信のたびにこのチェックリストを習慣化することで、音質トラブルを未然に防ぐことができます。

7.1 配信前に確認すべき音声テストの手順

配信を開始する前に行う音声テストは、ノイズ対策の総仕上げともいえる重要なステップです。以下の手順を順番に確認することで、配信中の音声トラブルをほぼ防ぐことができます。

7.1.1 ステップ1:マイクと接続機材の物理的な確認

まず、マイクケーブルやUSBケーブルがしっかりと接続されているかを目視で確認します。ケーブルの抜き差しが甘いだけで断続的なノイズや音声の途切れが発生するため、差し込みが緩んでいないかを手で触れて確かめてください。また、ショックマウントやポップガードが正しい位置に固定されているかも合わせてチェックします。

7.1.2 ステップ2:オーディオインターフェースのゲイン設定の確認

オーディオインターフェースのゲインが適切な範囲に設定されているかを確認します。ゲインが高すぎると音声が歪み、低すぎると音量不足や相対的なノイズの増加につながります。レベルメーターが通常の発話時にピーク(赤いランプ)に触れない程度、目安として-12dBから-6dBの範囲に収まるよう調整するのが基本です。

7.1.3 ステップ3:OBSなどの配信ソフト上での音声レベルの確認

OBS(OBS Studio)を開き、音声ミキサーに表示されるレベルメーターを見ながら実際に声を出して確認します。マイクからの音声がきちんと認識されているか、そしてノイズ抑制フィルターやノイズゲートが有効になっているかを設定画面から再確認してください。フィルターの設定が前回の配信から意図せずリセットされていないかを毎回確認する習慣が重要です。

7.1.4 ステップ4:テスト録音による音声の客観的なチェック

本番配信の前に短時間のテスト録音を行い、その音声を再生して客観的に確認します。自分の声だけでなく、エアコンや換気扇・PCファンなどの背景ノイズが録音に混入していないかを必ず耳で確かめてください。ヘッドフォンを使用して細かいノイズも聞き取りやすい環境でチェックするとより効果的です。

7.1.5 ステップ5:ヘッドフォンを使ったモニタリングの準備

配信中に自分の音声をリアルタイムで確認できるよう、ヘッドフォンによるモニタリング環境を整えておきます。オーディオインターフェースのダイレクトモニタリング機能を活用すると、遅延なく自分の声を確認できます。配信前にモニタリング音量が適切かどうかも確認しておきましょう。

以下に、配信前チェックの各項目をまとめます。

確認項目チェック内容注意点
ケーブル・接続マイクケーブルやUSBケーブルの確実な接続抜き差しが甘いと断続ノイズの原因になる
ゲイン設定オーディオインターフェースのゲインが適正範囲内か目安は-12dBから-6dBの範囲
フィルター設定OBSのノイズ抑制・ノイズゲートが有効か前回からリセットされていないか確認
テスト録音短時間の録音を再生して背景ノイズを確認ヘッドフォンを使うと細かいノイズを聞き取りやすい
モニタリング環境ヘッドフォンでリアルタイム確認できるかダイレクトモニタリング機能を活用する

7.2 配信中にリアルタイムで音質を確認するコツ

配信が始まってしまうと、自分では気づきにくいノイズが視聴者には丸聞こえになっている、というケースは珍しくありません。配信中も音質を継続的に確認する習慣をつけることで、問題が発生しても早期に対応できます。

7.2.1 コメント欄を音質トラブルの早期発見に活用する

配信中に視聴者からのコメントを定期的に確認することは、音質トラブルの早期発見に直結します。「音が割れている」「雑音が聞こえる」「声が聞きづらい」といったコメントはノイズや音量異常のサインです。視聴者のコメントを音質モニタリングの補助手段として積極的に活用する姿勢が、配信クオリティの維持につながります。

7.2.2 OBSの音声ミキサーを配信中も常時確認する

配信中はOBSの音声ミキサーに常に目を向けておき、レベルメーターが適切な範囲で動いているかを確認します。特に、ピークに達して赤いゾーンに頻繁に入っている場合は音割れが発生しているサインであるため、すぐにゲインやボリュームを下げる対処が必要です。逆に音量が極端に小さい場合も、接続の緩みや設定の変化が起きている可能性があります。

7.2.3 配信中に突発的なノイズが入ったときの対応手順

配信中に救急車のサイレンや工事音など突発的な外部ノイズが入り込んでしまった場合は、慌てずに対応することが大切です。マイクを一時的にミュートにしてノイズが収まるのを待つか、視聴者に状況を簡単に説明することで、視聴者に不要な不快感を与えずに済みます。あらかじめOBSのシーンにミュート用のホットキーを設定しておくと、素早く対応できます。

7.2.4 長時間配信での音質の変化に注意する

長時間にわたる配信では、時間の経過とともにPCの負荷が上がり、CPUやGPUの冷却ファンの回転数が増加することがあります。その結果、配信開始直後には問題なかったファンノイズが、配信の後半に大きくなってマイクに入り込むケースがあるため注意が必要です。定期的にPCの温度や動作状況を確認し、必要に応じてファンの設定を見直すか、PCの排熱環境を改善することが重要です。

配信中の音質チェックポイントを以下にまとめます。

確認タイミング確認方法対応のポイント
常時OBS音声ミキサーのレベルメーターを目視確認赤ゾーンへの頻繁な到達は音割れのサイン
随時視聴者コメントで音質に関する報告がないか確認コメントを音質モニタリングの補助手段として活用
突発的ノイズ発生時マイクを一時ミュートして状況を視聴者に説明ホットキーをあらかじめ設定しておくと素早く対応できる
長時間配信の後半PC温度や冷却ファンの動作音を定期的に確認PCの排熱環境の改善や温度監視ツールの活用が有効

音質チェックを徹底するためには、配信環境全体を安定させることが前提となります。特に長時間配信やゲーム配信・動画編集と並行して行う配信では、PCの処理能力と安定性が音質に直結することを念頭に置いておく必要があります。CPUやメモリへの負荷が高い状態では音声処理にも影響が出ることがあるため、配信用PCのスペックと信頼性は非常に重要な要素です。

8. まとめ

配信中のノイズは、マイクの性能や設置場所、収録環境、機材まわりの電気的な問題など、さまざまな原因が重なって発生します。それぞれの原因に合わせた対策を組み合わせることが、音質改善への近道です。

吸音材や防音処理で収録環境を整え、コンデンサーマイクやダイナミックマイクの特性を理解したうえで正しくセッティングすること。さらにオーディオインターフェースのゲイン調整や、OBSのノイズ抑制フィルター・ノイズゲートを活用することで、クリアな音声を実現できます。また、ケーブルや電源まわりのグランドループノイズを防ぐことも、見落としがちながら重要なポイントです。

これらの対策を配信前のチェックリストとして習慣化することで、視聴者に不快感を与えない安定した音質を保つことができます。快適な配信環境は、リスナーの満足度と視聴継続率にも直結します。

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